S's case

日々の暮らし、夫との戦いの記録

忘れてはいけない




悲しすぎる。





何故?どうして?



答えは本人にしかわからない。

本人にも分からないのかもしれない。




ただ、生きるのに疲れちゃったんだろうな、と思う。





私もこの1年、生と死の狭間を何度もさまよった。




楽しいこと?いらない。

これからの人生?どうでもいい。

哀しむ人がいる?そんなこと知らない。






ただただ疲れてしまってもう先に進む力がない。それだけの事だと思う。





悲しいお知らせに引きずられそうになる。








夜はM-1。

子供達とソファでギューッとくっついて観た。「去年も観たね。お兄ちゃんも居たね、あの時は引っ越すとは思ってなかったね。」娘が言う。そうだ、長男も皆で観たな。

1年前は思いもしていなかった今の生活。





色んな人のおかげで私はここまで来られた。

私が失踪し、警察にお世話になった日にグループLINEが出来たらしい。

〇〇ちゃん(私の名前)を助けるLINE。

皆で交代で見守ろうって。







毎日のように色んな人がかわるがわる声をかけてくれる。

まだまだ不安定な私をたくさんの人が助けてくれる。

ありがとう。なんとかここまで来た。






何とかここでもう少し踏みとどまれるように。皆のお陰で今ある自分を忘れてはいけない。

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