S's case

日々の暮らし、夫との戦いの記録

固まった絆と開いた距離




2023年12月16日。



午後6時56分。



おばあちゃんは旅立ちました。




朝から危篤の連絡があり、

それでも夕方まで頑張って、

孫やひ孫、みんなが見守る中、

「おばあちゃん、ありがとう」の声に見送られ、静かに最期のときを迎えました。



子供が無かったおばあちゃんは父を養子に迎え、

私たち孫と今は9人のひ孫がいます。 

そのみんなで見送ることができました。



こんなに幸せな死に方が出来るなんて、

おばあちゃん、すごいです✨



 長男も妹たち家族も遠方から帰省しての家族葬。

久しぶりに皆で集まりました。




最初、弟と顔を合わせた時は

その場に居た娘だけでなく、テレビ電話先の妹も「すごい空気だったね:( ;´꒳`;):」

と言うほど、ビミョーな空気になりましたが、

おばあちゃんのエンジェルケア→納棺→出棺

→お通夜→お葬式→火葬→骨上げ→初七日、と

大事な時を過ごしていくうちに、

なんとなく解れた雰囲気になり、

帰る前に言葉を交わした言葉をキッカケに

完全和解しました。



不覚にも号泣してしまいましたが、

弟もギュッと手を握ってくれ、

その温かさを感じることができました。




このような機会に恵まれたことは

おばあちゃんのおかげ。




死してなお、一家の結束を固めてくれました。







おばあちゃん、本当にありがとう🙏🏼








一方、夫とはますます距離ができました。




おばあちゃん危篤に伴って、

長男が急ぎ帰省すると連絡しましたが、

「何かあったら言って」の返事。




何かあったら、て、

何かあったから連絡してるんだけど。。。



優しい言葉をかけたつもりでしょうが、

なんか違う。




亡くなったことも、長男が帰省したことも知らせましたが、顔を出すことはありませんでした。



お通夜とお葬式には来ましたが、

今更感がものすごく漂ってました:( ;´꒳`;):




でも、私も来て欲しいとは思わなかったので、

来なくて良かったんです。

夫が居なかったおかげで

心静かにおばあちゃんを見送ることができました。





夫は実家にも連絡したそうですが、

お花や香典など何もなし。

「手を合わせておく」と言ってたよ、

と私に伝えてきました。




夫の両親も家族の付き合いをする気はないことが、はっきりしました。



妹は「お姉ちゃんに対して酷すぎる」と

泣いて怒ってました。




お骨上げまでの間、控え室で待っていたら、

「ここに座って」と隣に座るように言ってきましたが、はぁ?て感じ( ・᷄ὢ・᷅ ) 

こういう時は嫁扱いです。

(でもいいや、ほっとこ、と即切り替え笑)





それより、おばあちゃんを皆で見送れたことが、

嬉しくて、家族の絆を深める大事な機会を与えてくれたことが有難かったのです。




おばあちゃん、本当にありがとう。

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