どんな人になりたいか、という話
いろんな体験が人を強くするって言うけど、
体験するのは本当に辛い。
人から聞いたり、本を読んだりして、
「うん、そうだよね、そういうのってキツイよね、」て思う時、同じように胸が苦しくなるような思いになれるか、頭の中をサーっと文字だけが流れていくような感じで、もしくは、観たようなありきたりの映像が通り過ぎるだけなのか、もちろん、映像が浮かぶってだけで想像力がちゃんと働いてて相手の身になれてる感じはあるけれど、自分の体験を重ねられることはそれは本当にすごいことだと思う。
それは自分が体験してないとそうはならない。
寄り添い方が違う。
そういう人は、そばにいてほしいな、て思う。
「そうだね、わかるよ。」なんて簡単に言わないし、言わなくても「うん。」て、話を聞いてくれてるだけでいい。
アドバイスがあるとしたら、それは端的で、より具体的なものだと思う。
私のこの何年か一気に起こった辛い経験は、
本当に相手に寄り添える、そんな人になる為のものだと、もう一度言い聞かせる。
魅力的な大人とか、そんな表面的なものではない。
辛くても逃げられないし、どうしようもない。
そのどうしようもなさを、どうしていいのかもわからずに、もがくこともできずにいた。
少しずつ、私が抱えているものをこの場にでも出していけたらいいな、と思う。
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ある日のお昼。
モツァレラチーズとトマトのパスタに生ハムのサラダ
美味しいものを食べると元気が出る。