S's case

日々の暮らし、夫との戦いの記録

娘と

気持ちが落ち着かない時はコーヒーをいれる。

少し気持ちが落ち着く。


ほっとする。





アップルケーキ バニラアイス添え。

絶品♪








「あのままお家に居たら、お母さん絶対死んでたね。」

「そうなのかな」

「うん、絶対死んでた。

間違いなく、死んでたよ。

意味わかる?そういう死んでた、じゃないよ。ほんとに死んでた、て事だよ。

そういう意味ではお母さんの決断は正しかったよ」

娘を抱きしめる。鼻を頭につけて髪を撫でた。

「あのまま前の学校に通いたかったでしょう?また戻りたいかな」

ぼんやりと聞いた。少し前は、あのまま居たら前の学校に通えてたのに、て言ってたのをなんとなく思い浮かべてた。

「行けないよ。」

「え? 前はあのまま前の学校に行ってたかった、て言わなかった?」

「言ったかな?でも、今戻っても、もう前のようには行けないよ。」

「そうか、そうだね。」

娘の細い指が私の首を撫でた。

カエルの鳴き声が聞こえる。

月あかりが部屋に差し込んでる。

「お母さん下に行ってくるね。寝てて。

お薬飲んでくる。」





「コーヒーが冷めないうちに」をみた。

娘と号泣。

一緒にみてよかった。

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